とある友人に貯金額を聞かれました。現在600万程あるよと言ったら物凄く驚かれました。(節約ブロガーの中じゃあ屁の河童な貯金額ですが)
その人は私より2歳年上で社会人6年目なんですが、貯金は200万程だとか。
それに対し、私の周りの友人も100万くらいしか持ってないというと、
とホッと安心したような反応を見せていました。
確かにデータを見ても世間の貯金額は少ないが・・。
以下は2017年の年代別貯金額のデータである。
年代別に、貯蓄のない世帯の割合、貯蓄の平均値、中央値を挙げました。(年代は世帯主の年代)
- 20代 貯蓄のない世帯41.0% 平均値183万円 中央値30万円
- 30代 貯蓄のない世帯34.2% 平均値415万円 中央値130万円
- 40代 貯蓄のない世帯30.4% 平均値614万円 中央値300万円
- 50代 貯蓄のない世帯29.5% 平均値1124万円 中央値408万円
- 60代 貯蓄のない世帯28.1% 平均値1765万円 中央値740万円
平均値も中央値も、年代が上がるにつれて高くなっています。
確かに上記のデータを見てみると、例えば私のような20代だと、平均値は183万円で、中央値ともなると、30万円、しかも貯蓄のない世帯が41.0%と世間の貯金の意識がいかに低いかはよくわかりますね
中央値はすべての調査対象者の貯金額を一番低い順番に並べたときに中央に位置する貯金額ですが、20代の半分が30万円以下ということになるのか。すくねえなあ。
「みんなが貯金額低いから安心」はいけない
人間って自分の地位を周りと比較したがりますよね。そして世間の平均を気にし、その平均以上であれば安心したりするものだよね。
日本人はとくにそれが顕著だと思います。
とか言って安心してしまうと思うんです。そしてお金を使う抵抗をなくしてしまう。今回の私の友達もそうですが。
私の貯金額は20代の中では上位に君臨すると思います。だからと言って節約の手を緩めるようなことはしません。
今後もセミリタイア後も同じです。
また貯金額に関しては自分より少ない人よりも多い人を見るようにします。
そうすることで自分もその貯金額に近づきたいという気持ちになり、さらに資産形成に励めるので。
この調子でやっていこうと思う。