先輩社員から私の同期が今日、現場の改善活動について学ぶために他社の工場に見学に行ってるという話を聞かされました。
「ふ~ん、そうなんだあ」と興味なさげに私が答えると、こう返してきました。
興味なさげに答えたはずなのに、興味があると捉えられていた。私はすかさず、一切興味ないことを伝えようとしたが、なんだか言葉が詰まってしまった。
つい最近面談で、「自分にはやりたい仕事はわからない。今のままでいい」ことを直属の上司に言ってしまったばかりだ。私はそのことを言ってしまったばかりに、今後会社から何をされるか分からない不安に襲われた。そんなことがあったばかりなので、言葉に詰まってしまったのだ。
先輩社員は、「何なら研修生向けに簡単な現場の改善活動の講義が今度あるから、君も聞いてみなよ~」と言ってそのまま立ち去ってしまった。
私は一切興味がないことをその先輩社員に伝えられずに、立ちすくんでしまった。
先輩社員がこういうこと聞いてくるということは、私がやりたいと思っている仕事を見極めているのだろうか。そして私にマッチしている部署を見つけて、あわよくば異動させようとしているんじゃないか。
面談でもやりたいことを聞かれ、行きたい部署を聞かれたし・・。こうやって今いる部署から何としても追い出したいのだろう。
だから面談のときはやる気ないアピールをした。やる気のない人間なんてどこも欲しがらないからね。そうやって今の部署に留まるのだ。
というか仕事でやりたいことなんてない。こんな超絶仕事ができなくて超絶コミュ障であることを自覚してしまった今、どこの部署行ったって、簡単な仕事以外は勤まる気がしません。
完全に戦意喪失しております。だからやりたい仕事なんて思いつくわけがない。
でもやりたい仕事はないことを言えば、やる気のない奴と思われ、印象が悪くなる。だが建前でやりたい仕事を適当に言ってしまったら、それこそ自分の首絞めることになってしまうだろう。
だから面談のとき、やりたい仕事なんて無いということを正直に言ってしまったんだよな。
でも今回の先輩社員に対してははっきりと言うことができなかった。だから現場の改善活動の仕事が興味あると思われているままだろう。
てか、入社して最初の配属先が現場の改善活動に関係する仕事だったけどな。そこが嫌だから異動願いを出して逃げてきたのに、またそういう部署に戻りたいと思うわけがなかろう。
ったく、仕事でやりたいことは何かっていつまで聞かれるのだろうか。もうこんな不毛なやり取りは終わりにしてほしいものだ。