今の会社に入社して最初に配属されたあの地獄の部署で飲み会があった時、子供の教育について話題になったことがあります。
子供を育てるのって難しいよねとかそういう話だったかな?
その話題の時に当時いた鬼上司が子持ちの女性にこんなことを言っていたのを覚えています。
鬼上司:「子供をちゃんと育てなかったら、こいつみたいになっちゃうよ!!」
と、私のことを指差して言っていました。
当時、それを聞いていた私はヘラヘラしてましたが、内心なんて失礼な奴なんだと思ったことはよく覚えています。なんか実の親が侮辱されたような気分にもなりましたね。
確かに私は常識は無いし、仕事も全然できないし、私も口が滑って失礼な言動を取ったりしてしまうことはあり、社会人としてはどうしようもない人間です。
こんな風に育ってしまったのは親の教育に問題があったと思われていることでしょう。だから鬼上司もあんなことを言ったのだと思います。
しかし、私の親自体は人生を歩むうえで大切なことを教えてくれたと思っています。その大切なこととは何か?以下に書いていきたいと思います。
お金の大切さを教えてくれた。
私の父親は昔からケチでした。結構裕福な家で育った割にかなりケチなんですよ。
父親自体も大手企業に勤めていて、仕事もでき、そこそこ高給のエリートサラリーマンだったんですが、それでもかなりのケチです。
例えば、私が幼い頃は近くのパン屋からパンの耳を乞食のようにタダで貰ってきては、毎朝それを朝食にしていました。そこのパン屋の店主にはいつも「犬用のエサだと」言って貰っていたのを覚えています。
食材も賞味期限間近の割引された商品ばかり買ってましたし、もちろんおもちゃやゲームなんかも買ってもらったことがありませんでした。
服もあまり買ってもらえず、私たち子どもはいつもボロボロの服を着てたような気がします。
母親もお金にそこそこうるさい人でしたね。例えばコンビニのATMでお金を下したときには「手数料がもったいないだろ!!」と結構きつく言われたり、日頃から「お金は使わなきゃ貯まるんやで」と何度も何度も言われていました。
そのような日常が染み付いてしまったせいなのか、私も立派なケチケチ人間に育ちました。でもこうやってケチケチ人間になったおかげで低コスト生活が実践でき、セミリタイアも意識できるようになった。
しっかりした金銭感覚を身につけてもらえたという点で私は良かったと思っています。金銭感覚がしっかりすれば、どんな生活(貧乏生活でも)にも対応できるようになるでしょう。
まあ、これは金村さんも言ってましたが、虐待された子供は自分の子供にも虐待するようになるではないですが、親にケチケチ生活を強いられたから自分もケチケチになったみたいな感じですが・・。
そして次はこれ。
家事全般を教えてくれた
小学生の頃から私はよく母親に家事を手伝わされていました。
小学生の頃は掃除や皿洗い、そして中学生の頃から加えて野菜の皮むきや天ぷらの衣つけなどの料理の手伝いをやらされ、高校生の時には本格的に料理も教わるようになりました。
「あんたは社会人になったら家を出て遠くに引っ越すかもしれん。だからそうなったときに1人でも生きていけるように料理できるようにならなあかん」
とこれまた何度も何度もよく言われていたのを覚えています。確かこうも言われましたね。
「こういう家事を昔からやれば、臨機応変な対応が身について、社会人になったときに仕事でも役に立つようになる!!」
これも何度も何度も言われました。全然役に立ってませんが・・。
でも家事全般を教えてもらったおかげで、部屋もある程度綺麗に維持できるようになりましたし、料理だって作れて弁当も毎日持っていけている。
節約にも役立っていますし、ミニマリズムも意識できて、QOLの向上にも役立っています。
子供には家事全般やお金の大切さを教えたい
もし自分に子供がいるのなら、家事全般やお金の大切さについてはしっかり教えたいと思っています。(まあ、結婚する気ゼロなので子供を持つなんて予定はありませんがね。)
「常識が無い!!」とか「仕事がだらしない!!」とかぼろくそに言われようが、上の2つがしっかりしていれば十分立派だと思います。後は犯罪を犯さないこと。
もちろん自分の子供が周りからけちょんけちょんに言われるのは可哀相なので、言われないようにするのが良いでしょうが、みんながみんなノーマルに育つというわけではないだろうしね。
でも子供にはしっかりした金銭感覚と日常生活では1人で何でもこなせられるようになってほしいですよね。
コメント
こんなどうしようもない穀潰しのクソヘボに育ってしまったのは仕方ない。
せめてその血を末代に残すことだけはやめてくれ。
それがお前が唯一できる社会貢献だ。
ミスターセミリタイア様
子供ができても、あなたみたいな人間にならないように育てたいですね(^_^*)