残業している人を見ると後ろめたさを感じてしまう。

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何かねえ、残業している人を見ると、何かこうモヤモヤした後ろめたい気持ちというかなんというか、そんな気持ちになるんだけど、何だろこれ。

周りが運転免許の実技テストに合格しているのに、自分だけ落ちたときの気持ちと似たような気持ちが沸いてしまう。(この例えどうなんやろ?)

そう、会社で毎日定時で上がっている人間は私くらいのものだ。

先輩や上司が残業していても、特段後ろめたい気持ちとかそんなのは湧き上がってこないんだが、私が世話係をしていた後輩とか新入社員とか、自分より後から入社してきた子たちが提示後も残って仕事をしているのを見ると、何だかこう空しい気持ちになってしまうのだ。

こいつ何言ってんだ?とか思われるかもしれないが、あくまでそういう気持ちが湧き上がってしまうってだけの話です。

そりゃあ、残業して夜遅くまで仕事するとか絶対嫌です。

アフターファイブが無いなんて虚無感でしかないです。辛すぎます。

しかし、何だ、残業をして夜遅くに帰ってくる後輩、とくに私が世話係を担当した後輩を見ると、つい二度見してしまう。「こんな遅くまで残業してたの?」みたいな。

これは「夜遅くまでご苦労さん!!俺、定時上がりで最高だわww」とかマウントを取るような気持ではなく、「俺が世話係を担当していた後輩でさえもちゃんと働き、ちゃんとした仕事を任されて、世間一般で言う真っ当な生活を過ごしているんだな。」という劣等感を感じ、「俺何やってるんだろ?」って自問自答してしまうんだ。

こういう気持ちになってしまう根本には、やはり仕事を干されている現状に対し、後ろめたさを感じている表れだと思う。

幼い頃、父親が夜遅くまで仕事から帰って来ていないのを見て、サラリーマンというのは夜遅くまで仕事をするのが普通で、出世するなら当然のようにサービス残業だって引き受けなければならないという価値観が私にはあった。それが偉いことだとも思っていた。

その染み付いてしまった価値観が未だに私から離れようとせず、尾を引いている状態なのかな。洗脳が解かれていないような状態・・。だからこそ、残業しているやつらに対し、後ろめたいような気持ちが発生してしまうのだろうかと思う。

きつい仕事はやりたくない、任されたくないという気持ちと、仕事を干されて「俺何やってるんだろ?」と自問自答を繰り返す俺が綱引きをしている状態。

もう、こんな矛盾した気持ちになり、いらない葛藤を抱くのはごめんだ。会社にいる限り、この葛藤はずっと続くだろう。

やはり、私にはセミリタイアしかない。そう思う今日この頃であった。

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コメント

  1. 特に後ろめたさを感じることもないと思いますよ。
    残業するのは日本ではある意味文化ってぐらい定着していますから、残業も含めて仕事だと考えている人が大半なんでしょうね。

    仮に残業代が支払われるのなら、お金を稼ぐためにはありだと思います。

    ちなみに私の勤めていたところは残業代は支払われなかったので、定時前でも仕事が終われば帰っていました。

    • ボンズ より:

      クロスパール様

      仕事を任されたくない気持ちと、仕事を任されている同期や後輩を見て、俺何やってるんだろうっていう矛盾した気持ちが出ちゃうんですよね。
      後ろめたさ感じる必要はないことは自分でもわかってるんですがね。^^;

  2. 星 玉三郎 より:

    ボンズさんが書かれているように残業を美化されている一方で、勤務時間内に仕事が終えられないということは仕事に対する効率能力が悪い、という見なしもできます。

    ボンズさんの場合は、失礼ですが社内で干されていて査定も悪く、またボンズさん自身も「仕事でやりたいことがない」と豪語されているので、勤務時間終了後に帰ってもよいのでは、と思いました。

    という私も今年は仕事量が少ないけど精神的に負担がかかる、人があまり行きたがらない部署に居ます。精神的に負担がものすごくかかるので、残業している人が居てもなるべく早く帰るようにしています。同じ部署の人もボンズさんの記事のような引け目を感じていたようなので「この部署を選べば早く帰られる、ということを知らせていこう」と励ましてますwww。時々イレギュラー的なことで極端に遅く残業もあり得るので、早く帰れるのであれば、そうしています。

    ボンズさんなら早く帰宅して、黄金の羽根を得られるような情報収集をして社蓄脱出の手だてを研究されてみてはいかが、と思いますよ。

    • ボンズ より:

      星 玉三郎様

      まあ「やりたい仕事が無い」と言っているのは事実で実際仕事自体したくないんですが
      今は会社にいるので、嫌でも仕事をしっかり任されている同期や後輩を見て、俺何やってんだろって気持ちになっちゃうんですよね。
      もちろん仕事なんかやりたくないんですがね・・。こう変な矛盾した気持ちになるんですよ。
      黄金の羽根ですかあ。星さんはなんか見つけました?

  3. 星 玉三郎 より:

    >嫌でも仕事をしっかり任されている同期や後輩を見て、俺何やってんだろって気持ちになっちゃうんですよね。

    これ、私も思うことがあります。お気持ちわかりますよ。今年はもう割り切ってますけどねwww。というのも、仕事よりも家へ帰ってやりたいことがあるもので!

    「黄金の羽根」、たくさん見つけましたよ。よく話題になるMS、クレカ作成などでのポイントサイト、ヤフオク、安宿、株主優待券の有効利用(交通費節約等の裏技)、金券ショップの利用など挙げるとキリがありませんwww。今、拾おうとしている黄金の羽根は、投資セミナーに出席することで得られるポイントを稼ぐことですかね。青春18切符が出る夏あたりに集中して取り組んでみようと思っています。

    でも、よく考えるとこれって全て口コミよりはネットの情報力が大きいんですよね。実のところ知識情報をもつことがお金を遣わないコツなのかもしれません。ガソスタのバイト経験があるので車の維持費もそんなにかからないですし。

    20代にネット環境が充実している今を生きているボンズさんが羨ましい。私が20代だった頃はネットが無かったので、黄金の羽根を探すことが容易ではなかったなあ。

    • ボンズ より:

      星 玉三郎様

      黄金の羽根とはお金になる良い情報のことなんですね。
      私もだいぶ見つけましたが、まだまだ足りないかもしれないので、もっと見つけていきたいですね。

      ネット充実している時代に生まれることができたのは幸いでしたね。