もしもまた前線に戻されたら・・。

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何か富士通が、人事、総務、経理などの間接部門を対象に5000人を営業かエンジニアの部署へ異動させ、合わなければ転職を提案するということが話題になってましたね。

富士通が5千人配置転換、合わなければ転職提案

今まで間接部門で頑張ってきた人間を、いきなり最前線に送り込んで、仕事をさせるなんて、どう考えても困難だと思います。

そして合わなければ、転職を提案って、まさに現代の首切りじゃないですか。酷いですね。

利益出さない部門はいらないみたいな風潮

そもそも、間接部門を対象にして、首切り行為をする時点で、間接部門の仕事を経営陣は軽視していませんか?

営業やエンジニアなどの利益を生んでくれる職種を優遇するのはまあ良いとして、間接部門で頑張っている労働者を利益を生まないから首切りの対象にし、こういう嫌がらせ行為をするのは酷いと思いますね。

人事、総務、経理、法務、その他間接部門の仕事は誰かは必ずやらないといけない職種です。

しかも、専門性も必要になる業務ですよ。

例えば、会社から出るゴミを処理業者に委託するのだって、こういう間接部門が担当すると思うけど、廃棄物処理法の厳しい基準を守らないといけません。調べてみると排出事業者責任というものがあり、ゴミの受け入れ先である業者も厳しくチェックして選ばないといけないみたいじゃないですか。

もし産業廃棄物の処理を委託した業者が不法投棄などをして、その中に委託側の排出事業者のゴミが出てきた場合、ゴミ処理業者だけでなく、委託した排出事業者も賠償を負わされるリスクがあるらしいじゃないですか。

そうならないように厳しい法律の基準を守り、会社に大損害が出ないようしっかり管理していると思います。

こうやって法律を守り、会社に損害が被らないように守ってくれているのが間接部門には多いでしょう。並々ならぬ苦労をしています。

法務だって様々な企業活動に関わる秘密保持契約、売買契約、業務委託契約などの条文をチェックし、この条文でトラブルが起きないか、法的に問題無いか神経を使って慎重に審査するはずです。

法的トラブルや不祥事などが無いように、予防として必要な組織が法務なはずです。企業活動していくには大切な組織でしょう。

それを経営陣は法律なんて順守できて当たり前!!損害を出さないのなんて当たり前!!みたいな考えでいるんでしょうかね。

それに世の中には「手数料」という概念があるんです。間接部門の仕事なんて、ただでさえ雑務が多くて大変だろうに、さらには専門性も必要としますから、頭も良くないとやっていけないと思います。だから、かなり手数をかけているんですよ。精神も消耗しながらね。

そうやって会社が企業活動をしていくための支えとなっているはずです。

だから、一通り業務をこなしたら、経営者は手数料としてお金を払ってあげるのは当然でしょう。

もし、自分が最前線に戻されたら?

もし、私が今の部署から富士通のように営業やエンジニアなどの最前線部署に異動させられるとしましょう。

あってほしいことではありませんが。

まずは言われた業務をやります。最初は簡単なはずです。しかし、この簡単な業務で無能ぶりを発揮します。ま、自然と発揮できると思いますが。

そうやって、「こいつには大きな仕事は任せられない。」という印象付けをします。

しかし、それでも、「経験しないと成長しない。」とか言って、大きな仕事をやらせようとしてくるでしょう。

研究のように業務内容が1人で黙々とやれるような業務であれば、とりあえず引き受けます。(ま、研究の業務内容どんなもんか知らんけど)

しかし、色んな部署を巻き込んで仕事をしないといけなかったり、コミュニケーション能力がかなり必要とされる業務内容であれば、「私には無理だと思います。」と言って断ります。ここは強く引かないようにします。自分のメンタルを守るために。過去にやらかした事例を挙げてでも、自分がいかにダメな人間かアピールするつもりです。

それでもやらされる場合、仕方なく引き受けます。もちろん失敗をしないように必死に働くということはしません。失敗前提で働きます。わざと失敗させるようなことはしませんが、私の場合はどうせやらかしまくるので、自然体でいくつもりです。

そして、大失態をやらかし、仕事を干される状況に誘導していきます。ま、何とかこなせそうだなと思えば頑張るでしょうが、まあ無理でしょう。

そうすると、転職を提案されるでしょうね。

しかし、この状況になれば、今と大して状況は変わりません。

今の状況は、仕事を干され、外でずっと立ちっぱなしで何もせず、草むしりもやらされて、もう「お前はいらない。転職しろ。」と言われているようなものです。

しかし、精神的には今のほうが断然安定しているんですよ。だから、転職を提案されたなら、むしろこっちのものですよ。

ま、そのまま営業やエンジニアをやらされるのかもしれませんが、その時は大した仕事は振られていないでしょう。

したがって、転職を提案されようが、強制的にクビにならない限りは、目標資産を達成してのハッピーセミリタイアメントのためにしがみつくつもりです。

本当に精神的に追い詰められて、「もうダメ無理。」となった場合は、1度会社を休み、そこからは休職をする方向で動いていくと思います。

復職しても、大きな仕事を振られる可能性は低くなりそうですしね。

ここは自分のメンタルを重視です。自分大事です。当然です。

この点は絶対譲らず、行動していくかな。

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コメント

  1. a より:

    何故無能であることに対してそこまで開き直れるのですか?

    • ボンズ より:

      a様

      仕事能力が無いのに、そこにプライド持っても仕方ないでしょう。時間がもったいない。
      開き直ることで、別の分野に力を入れることができますので。

      • a より:

        なるほど、仕事外に力を注いでいるのですね
        具体的に何に力を入れているのでしょうか?
        引退後の資産形成でしょうか?

        • ボンズ より:

          a様

          サイクリング、釣り、映画、アニメとか自分の好きなことですね。
          おまけに読書と勉強

          資産形成もまあそうですね。

  2. 星 玉三郎 より:

    配置換えで自己都合退職に持って行く、という可能性は十分にあり得ますね。特に割増退職金を支払えるほどの経済力がない会社ほど、これからそうなっていくかもしれません。

    ボンズさんは年齢がお若いので、転職サイトで試しに自己の価値をお調べになってみてはどうかと思いますね。今、ショッパーズアイで転職に関する覆面調査案件の募集がありましたよ。報酬額もまあまあだし、実務を兼ねて参加されてみてはどうでしょうか。