ブログネタが無くて途方に暮れながら、ネットサーフィンしていると、こんな記事を見かけた。
東芝が100%出資する主要子会社にこの春、新しい部署ができた。そこには希望退職に応じなかった社員らが集められ、社内外の多忙な工場や物流倉庫で単純作業を命じられている。東芝は「適切な再配置先が決まるまでの一時的措置」だと説明するが、社員からは「退職を促す追い出し部屋だ」との反発が出ている。
新部署は、発電所向けの設備をつくる東芝エネルギーシステムズ(川崎市)が4月に設けた「業務センター」。東芝や関係者によると、所属する約20人は、それまで技術管理や営業、事務などの仕事をしていた。同システムズは火力や原子力など発電所の需要低迷を理由に、勤続10年以上で45歳以上を対象に3月末での希望退職を募集。上司に応募を促されながら拒んだ社員らが配属されたという。
ふむふむ、退職勧奨を拒み、単純作業ばかりの部署に追い込まれたと。
それで社員が「退職を促す追い出し部屋だ」と叫んでいるとか何とか。
こういうニュースたまに目にしますが、これ何が問題なのでしょうかね。
そもそも退職勧められたのに、「退職を促す追い出し部屋だ」って叫ぶの凄い矛盾している気がするんですが・・。
それに「社内外の多忙な工場や物流倉庫で単純作業を命じられている」とあるけど、元からその単純作業の職場で働いてきている人達もいるわけですよね?その人達にとってすごく失礼なこと言ってるよね。
だいたい、退職を勧められたのだから、その後の措置がロクでもないことは覚悟の上じゃないんですかね?会社側が辞めてほしいと思っている人間を経営の根幹に関わる重要な部門に配置するわけないじゃないですか。
日本の法律では、どんな無能でも解雇することはできない。
「退職を促す追い出し部屋だ」と叫んでいる方々は自分が無能だと認めたくない人達でしょう。その気持ちも分かりますがね。私も経験者ですから。
社内に居場所がない辛さもあるだろう。だから声高に「追い出し部屋だ」と叫んでしまうでしょうが、ココはもう一度会社には必要とされない人間として肩叩かれているのだから、潔く自分は無能だと受け入れて、金のためと思って図太く生きたほうが楽ですよ。
退職を勧められた時点である程度察することはできないのか。肩を叩かれた時点で、自分はもうこの会社に居場所はないことを自覚するべきであろう。
それでも退職勧奨を断り、会社に居続け、給料を貰うことができるのだから、辞めたくないのであれば覚悟を決めて、図太く居座る。
「こんな追い出し部屋に自分を追い込んだんだから、単純作業でそれなりの給料貰って居座ってやる」と、会社の仕打ちを大義名分にして、開き直ってやってもいい。
そして、仕事とは違う方向で居場所を見つけることに集中したほうが良い。遊びでも趣味でも何でも良い。
それでも仕事で自分の居場所を見出したいのなら、転職して場所を変えるしかないです。
無能でも居座り続ける覚悟を決めるか?転職するか?こうなった場合、この2択しかないと思いますよ。